市 補正予算でコロナ感染者や病院、中小企業へ支援金

 茨木市は15日、新型コロナウイルス感染症により厳しい状況に置かれている市民や病院、中小企業に対しての支援のための総額約2億5千万円に上る補正予算を専決した。


 国会で1月末に成立した第三次補正予算の内、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に対応する事業として、茨木市が支援事業を行う。支援内容は、

・自宅療養となった陽性者と濃厚接触認定者に対しての日用品、食料品などの自宅療養支援パックの配達や買い物代行サービス

・市内医療機関や障害者福祉施設、介護事業所への応援給付金(最大200万円)

・売上が減少する市内中小事業者等への応援給付金(1事業者あたり6万円)

の3つである。このうち、市内中書応じ業者等への給付金については、申請期限が3月30日までとなっている。


 福岡市長は、「医療機関・福祉事業所や、厳しい経営状況下にある中小企業・個人事業主を対象に緊急的に支援措置をした。限られた額ではあるがコロナ禍を何とか乗りきってもらいたい。」としている。


 補正予算後の令和2年度の歳出総額は1,296億8千万円あまりと、例年と比べて300億円程度増加している。

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